Petit Bouton

昨年からの課題がようやくひとつ終わりました。

作ろう作ろうと思いつつ、
日々に追われ・・・先延ばしにしていたのですが、
ぽっかり手が空いたタイミングに、
これまたタイミング良くお客様からのご要望がありました。

小さめのエンゲージリング。

ブライダルラインにエンゲージリングはあるのですが、
今回のコンセプトが、あんまり主張しないエンゲージリング。

主張しなくても、手の温もりみたいなものは残したいなぁ。
もしもそんなものがあるならば・・・!w あるといいなぁ。

直径3mmくらい。0.11ct のブリリアントカットダイヤモンドです。

キリッと。シャンクはfinefineと同じ、やわらかエッジです。

キリリッと、プラチナ版です。

エンゲージリングとしても良いですが、
さらりと人差し指なんかに着けるのも良さそうです。

もう一型作成中なのですが、間に合いませんでした・・・。
なので次の機会に!

さっそくお取引先さまにお送りして、
その日のうちにお客様にご紹介して頂き、喜んで頂けたとのこと。
ほっとしました。

そして、とっても褒めてくれる乗せ上手なMさん。
でも嬉しいっ。飲んじゃお!

ワイルドだぜぇ

週末、知り合いの職人さんに教えてもらいながらの作業。

自分だけで作っていると、ワンパターンなやり方になってしまうし、
知らない事がいっぱいなので、私にとっては大切なんです。

10mmのラウンドを留めるリングを作ります!

その方法が掲題。

ワイルドだぜぇ

加工しやすいように、925のシルバーに純銀を混ぜて純度を上げて、
溶かして、叩く叩く伸ばして叩く!

そしてこんな形にして、持つ部分にシルバーの端材をロー付けして、
ヤットコで持って、削る削る!

リューターでグイングインと削って行くので早いです。
返り血ならぬ、返りシルバーが雪のように舞って、
顔中体中お部屋中粉だらけで困っちゃうのですが・・・
そこは人類の知恵登場です。

チョコレートなんかの透明のビニールを手元に被せて削ります。
そうすると、ビニールの中にシルバーの粉が留まって快適生活♪

外側がきれいな半球になったら、今度は持ち手を逆側にロー付けして、
今度は中を削る削る…とことん削る!

そしてシャンクをロー付けしまして・・・

こんなリングになりました。

キレイな半球。シャンクの内側もつるんとしていて、着けても気持ち良いです♪

板から半球を作って座を入れるのと、どっちが早かったかなぁ、
とぼんやり思ったものの、たまにはこんなワイルドなのも楽しいです。

出来上がりをご期待ください!

THEATREUX

4月26日にオープンした渋谷Hikarieへようやく行ってきました。

渋谷駅直結のトタンっぽい歩道橋を抜けるとそこはお買い物天国でした。

イベント時などにお世話になっているREFICさんの、
アクセサリーセレクトショップ”THEATREUX/テアトロ-“さんが
ShinQs1階にオープンしました。

今回、zetta collectionをトライアルでお取り扱い頂いており、
是非伺いたいと思っていたんです!ようやく叶いました!

階数を間違い、2階をぐるぐる迷いながら、
ようやく間違いに気付き、長い長いエスカレーターを下り、
なにもかも新しくキラキラして、良い香りが漂う中、
ふわふわくらくらしながらさまよっていると、
見覚えのあるスタッフの方々のお顔を発見!
ほーっと安堵です。

素敵な空間で素敵なスタッフさんの手に委ねられて、
幸せモノのジュエリー達です。

その後、kadomiさんのイタリア関係作家さん達のジュエリー企画展、
『Buon Appetito! 2012〜BEANS〜』のレセプションにお邪魔しました。

大盛況で、人しか写ってないですが・・・。
サングリア美味しかった♪

フレンドリーなオパール

去年のJJFで一目惚れで2石購入したカットの入ったオパール。
ラウンドは指輪になって、お嫁入りさせて頂いたようなのですが、
スクエアはルースのまんま手元にありました。

声は聞こえてきませんが、そろそろ指輪にしたい。

そういえば、オパールって言葉、なんだか懐かしい響きなのです。
色も班がもやんもやんしていてしり込みてしまいそうで、
まだ自分には早いのではないかと、敷居の高さを感じてしまいます。

でも不思議な事に、カットが入ると途端にモダンでフレンドリーな感じになる。
面白いです。他の石は逆な感じがします。

なので、今回もデザインソースはクラシックにして、
作りを現代風の華奢なボリュームにしてみましょう!そうしましょう!
ノスタルジックでほんのりモダンなリングにしたい。

オパールだし、爪留めはマストです。
石のボリュームと反比例させて、シャンクは細く。
敬意を表してダイヤは入れたいなぁ。w

こんな感じになりました。
すんごい班ですね。にらにら燃え上がっております!

どうなるかなぁ。

そしてゴム型を取ってゴールドに鋳造して仕上げて彫り留めお願いしまして・・・

じゃん!

波打つシャンクにはダイヤが10pcs入っています。

オパール自体がとても華やかなので、
ダイヤはポツンポツンとシンプルに留めて頂き、
キラキラ感はありながらも全体にスッキリなフレンドリーなリングです。

マット仕上げでオパールの炎上っぷりを穏やかに治めております。

見た目のボリューム感以上に軽〜く出来ているので、
肩の凝らないオパールリングです!

なにより、着けてみるとなんだかとってもかわいいです。
まぁ、大体どこのどんなジュエリーも着けるとかわいいんですけどね。w

気分転換その後のその2

落ち着かない天気が続いています。

先日作ったブラックダイヤのリングの続きです。

いち と  の工程を経て、サイドの石留めも終わりました。

両サイド4pcsのブラックダイヤが入りました。
ちなみにセンターのブラックダイヤはどどーんと1.55ct。大きいですよ!

大きくってブラックダイヤというと、
なんだか革のツナギを着てバイクを走らせていそうなイメージですが・・・
サイドのまるっとした石座と、しわを寄せたプリーツ状の石の留め方と、
マット仕上げで全体は、ほんわかムードです。

ヨコにボリュームがあるので、重ね着けも楽しめます。
お洋服も選ばず、なんにでも機嫌良く付き合ってくれるはずです。

次はミルキーカラーのダイヤモンドです!

owl Island

先週の金曜日。とうとうお邪魔することが叶いました!
owl Island』!!!

2月の恵比寿三越でのイベントでご一緒した、
テキスタイルのブランド『owl』主宰の山岸さんのアトリエ。

生地のデザインから洋服のデザインと縫製まで!
洋服の人生全てを請け負ってらっしゃいます。
布地のデザインは、動物モチーフのオリジナリティ溢れる図案達です。
立体縫製という手法で洋服にされています。

この立体縫製って字面はなんとなく見たことあるような・・・
何気なく袖を通して、その着やすさにびっくりです!
軽く書いてしまいましたが、驚愕の着心地なんですよ!!

私、完全なる門外漢ですが、
縫製のクオリティの高さもひしひしと伝わってきます。
着ると、なんだろ?しっとりしてるんですよね。

バックや帽子などの小物も沢山あるんですが、
そのカタチの美しさと、そここに隠れる遊び心に、心鷲掴みです!

センスが良いんです。
ほんと、その一言に尽きます。

そんな山岸さんのアトリエに、Yさんとご一緒に伺いました。

玄関でくじゃくペアがお出迎えです。
ピーコック柄もあるんですよ。

そして素敵なアトリエ。
全体にかっこいいんです!
でも、かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう、じゃないですが、
かっこよすぎさせない、絶妙な抜けが随所にあって・・とにかく素敵なんです。

ドリーもいますよ。

ブランド名にもなっているふくろうさんがあちらこちらにいます。

ケーキ頂いちゃいました。
絶品ケーキは、後ろめたさも感じさせないプチサイズ。

ジャケットをオーダーしたい。ほしいなぁ。

カタチは決定なのですが、何柄にするか思案中です。
年に一回自分へのご褒美にしたい特別なお洋服です。

pierrepierreのプラチナリング

GWも終了して6月が見えてきました。早い・・。

4月に納品させて頂いたpierrepierreのプラチナのご紹介です。
このシリーズはカット面全てを仕上げていかなければならず、
かなり手間のかかるコ達です。

なので、仕上げが面倒なプラチナは作っていませんでした。
いませんでしたが、ブライダル仕様のサンプルとしてのご要望があり、
不安を抱えながらも受けてしまったのです。
サイズも出難いので、マリッジ仕様は難しい。

ゴム型にロウを流して固めたインジェクションという段階で、
サイズを修正するのですが、鋳造する金属の種類によっても、
縮小率が微妙に違ってきて、これまた難しい。

サイズの事はご了承頂きつつ、上手くサイズ合い、問題の仕上げへ。

「誠意を持って頑張ればなんとかなるでしょう。」

と新聞の占い欄のような言葉で、自分を鼓舞して挑みます。

ひとつの粒ちゃんに、面が12あるんですね。
この12面にヤスリ目が残っていると興醒めなんです。
なので、紙やすりのようなモノが付いた道具で全ての面を滑らかにして、
今度は磨き粉を付けた硬いフエルトの道具で磨きます。
その後、柔らかい布を沢山合わせた道具で最終仕上げです。

途中でどこまで磨いたか見失うこと度々・・・
軽く手抜きして他との差が出て結局二度手間になることしばしば・・・

やっぱりコツコツ、丁寧にやるのが一番の近道ですね。
人生の指針がそこここに隠れてます。w

四苦八苦の末出来上がりました。

プラチナの凛とした白色。キレイです。
キレイですが、そんなに手間が掛かったようにも見えないのが親不孝。

石が沢山入ったり、デコラティブな曲線だったりしないので、
地味なんですよね。地味だけれど性格美人です。
きちんとしっかりしたコなので、良縁に恵まれるはずです。たぶん。

TigeFineのダイヤモンドみっちりと重ね着け。

お好きな面に石をセッティングできる度量の大きさも持っております!

●PierrePierre -ピエールピエール-
 PT900 ¥73,500
Dia追加@¥2,625
 ※ご購入後でもセッティングできます。